8月 6日(水) 歳月の重み

       近頃、セミの鳴き声が物凄くうるさく感じます。
     セミは地中で約7年。地上に出てきて1〜2週間位しか生存出来ない短い間に
     精一杯の声を出しているのでしょうか。『自分は、ここに居る!』―― とでも。

       夏休みは、各地で将棋大会や将棋まつりが盛んに催されています。又、学校
     でも将棋部の合宿等も行われたりと、将棋を通じて沢山の人々と出会える機会
     が持てますね。
     ピョンタも先日、昨年に引き続き某私立高校の囲碁将棋部の合宿に招待され
     参加させていただきました。

       今週の金曜日8月8日は、兄弟子である村山聖九段が亡くなられて10年を
     迎える為、森信雄七段門下全員で広島へお墓参りに行くことになっています。
     ピョンタが将棋を始めて1年程経った頃に亡くなられ、ピョン吉は当時の新聞を
     なんとなく読んでいて、若くてこんなに強い棋士が広島におられたんだと思って
     おりました。
     今週号の週刊将棋にも特別企画として掲載されており、『終盤は村山に聞け』
     という名言があるくらい卓越した終盤力には、改めて“村山将棋”の凄さを感じ
     ました。
     きっと、天国から森信雄一門のプロ棋士や奨励会員たちが、活躍していくこと
     を願い見守っておられることでしょう。


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