6月25日(木) 『天職』とは
第67期名人戦七番勝負の第7局は、23日(火)、24日(水)に愛知県豊田市
で行われ、羽生善治名人が郷田真隆九段を降し、4勝3敗で防衛されました。
羽生善治名人は、2連覇で通算6期目の名人位を獲得され、棋聖、王座、王将と
合わせて四冠を堅持し、タイトル獲得を計73期と伸ばされました。
そしてこの名人戦と同時期に、第80期棋聖戦五番勝負で木村一基八段と戦わ
れ1勝1敗になっていますが、この間の健康管理や気力の維持は大変なものだ
と思います。
先日、某新聞のコラムに『天職』という言葉を見つけました。広辞苑には「天か
ら命ぜらえた職」とありますが、ある人は「天職とは降ってくるものではなく、自分
でつかみ取るものだ」と話されていたそうです。
現在のこの驚異的な数字を残していくのは、天性に最も合っている職業であるか
もしれませんが、やはり人一倍努力し、数多くのハードルを越えながら、自分で天
職にしていくものなのでしょう。ピョンタはさて――。
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