9月24日(木) その風貌は……


       初めての秋の大型連休「シルバーウイーク」は、当将棋センターも連休を頂き、
     ピョン吉家族もそれぞれ有意義な時間を過ごすことが出来ました。

       ところでピョンタの祖父は、奨励会を入会した頃からピョンタの載っている記事
     を、出来る限りファイルに記録を残してくれています。その中に9月12日(土)〜
     18日(金)の間、産経新聞の朝刊にピョンタがデビュー戦であった5月19日(火)
     の第81期棋聖戦 一次予選の観戦記を見ました。観戦記者は元棋士の本間博
     六段でした。

     その一節には、『平成元年生まれ。生粋の浪速っ子ながら、その風貌はどこか土
     のにおいを感じさせる。』と記されています。そして対局はピョンタの優勢な局面か
     ら逆転負けで終わった観戦記の最後に、『デビュー戦で必勝形といえる局面から
     大逆転負けを喫したショックは計り知れない。――― しかし終局後も(相変わらず
     のポーカーフェースで)態度は変えず、実に淡々としていたのには驚かされた。苦
     いデビュー戦になってしまったが、今後の成長が期待できる良い意味での図太さ
     や鈍感さを持っている新人である。』の言葉で締めておられました。

       そしてその対局が行われた2週間前の5月5日(火)、森一門祝賀会に出席され
     祝辞の時に、『大石君はいつも顔色一つ変えないお坊さんの様な風貌で―――。』
     とのお言葉を頂いた井上慶太八段の胸を借り、本日第51期王位戦 予選2回戦を
     戦っています。


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