3月25日(木) 1年目・2009年度を振り返って


       「春の嵐」と言うのか、先日の連休は全国各地で強風と黄砂の飛び交う悪天候
     の中、ピョンタは21日(日)〜22日(祝・月)、飛行機で大分県地域文化芸術振興
     プラン 豊の国将棋フェスティバルに、指導対局の仕事に出向いて行きました。
     大分県の将棋は盛んで、総勢200人程の参加で大変盛り上がったそうです。

       先週18日(木)は、第51期王位戦 挑戦者決定リーグ戦 2回戦での渡辺明竜
     王との対戦は、大方の予想通り(あッ!ピョンタ.ゴメン……)の結果でした。
     しかし、竜王のオーラを感じながらも、自分の考えた戦法で力を出し切ったようで
     す。そして学ぶことが多かった本局で今年度の対局を終えました。
        
       プロ棋士としての1年目・2009年度を振り返りますと、対局以外では、四段昇
     段の記事や昇段を決めた対局で初めてのケーブルテレビの棋譜解説、そして地
     元の情報新聞の取材等、慣れないことばかりで目の回るような日々から始まりま
     した。夏以降は、文化庁主催の「伝統文化親子教室事業」により、西日本各地へ
     普及に行き、新しい土地や人々との出会いで良い経験をさせていただきました。
     対局の方に眼を移しますと、対戦成績は17勝15敗と本人はどのように感じてい
     るのか分かりませんが、ピョン吉らにはこの17の白星の中に、初勝利(順位戦1
     回戦)や王位戦挑戦者決定リーグへの進出、そして目標の1つであったNHK杯ト
     ーナメント本戦への進出と言う嬉しい結果も含まれていました。

       来年度(2010年度)は、1局でも多く対局を、そして1回でも多い普及の仕事が
     出来ますようにと願っています。


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