8月26日(木) アツイ3日間
22日(日)にピョンタは、京都市の梅津支部へ将棋の普及推進の仕事に早朝
から出掛けて行きました。昨年の10月にも訪れたことがあり、支部長さんは熱心
に子供への普及に力を入れておられるようです。
その翌日23日(月)から3日間、プロ棋士を目指している子供たちがその登竜
門である奨励会の入会試験を、東西の将棋会館で受けていました。
『あア今年もまた、奨励会試験の時期だなア……』
ピョンタが受験した9年前のことを随分と昔のように感じ、また一方では昨日のよ
うにそのことを鮮明に思い出すことが出来ます。
それはピョンタが小学6年生の夏休みの8月のことでした。森師匠とピョン吉らが
一番心配していたのは夏の暑い中、いかに試験当日まで体調を維持するのか、
そしてまた試験3日間を、いかにテンションを挙げて体力を温存させて乗り切るの
かでした。
今から思えば10歳そこそこの少年が、年に一度しかない試験のチャンスにプレッ
シャーをヒシヒシと感じながら、落ち着いて自分の平常の力を出し切るのは大変難
しいことなのでしょう。
あの9年前、関西・将棋会館でアツイ3日間を一緒に過ごしたのは、プロ棋士を
父に持つ西〇和宏四段でした。
トップへ戻る