9月30日(木) 精神力を養う
ここ数日の間に、先週までの暑さが嘘のようにすっかり秋めいてきました。
そして各地の学校では、学園祭や体育大会と秋の行事が続いています。
ところで先日、2009年に行われた第30回JT将棋日本シリーズで優勝され
た谷川浩司九段は、その優勝賞金で「子どもたちに役立てたい」との思いから、
東京都と大阪市の小学校に将棋盤と駒を計3000セット寄贈されました。
その贈呈式で谷川九段は『将棋に強くなるとともに、負けることで精神力も養っ
て下さい』と話されたそうです。
その記事を目にした時、ふと13〜14年前のことを思い出しました。
そうピョンタが将棋を覚えた7歳の頃です。会社帰りのピョン吉相手に、負けて
も負けても毎晩のように将棋盤を出して来ては勝負を挑んでいました。
その表情は真剣そのもので、姿勢を崩すことはありませんでした。
そしてまたピョンタと正反対の性格を持つピョンピは今、バスケットボール部
中心の高校生活で、厳しい部活に仲間がどんどん退部していく中、なんとか歯
を食いしばってクラブを続けています。
「5人が力を合わせて勝ちとる試合が、チームプレーの醍醐味やアー」と言って
励んでいます。
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