7月 7日(土) 一歩一歩前進
羽生善治王位・棋聖が、将棋界にまた一つ金字塔を打ち立てられました。
5日(木)、第83期棋聖戦五番勝負で挑戦者中村太地六段に勝ち、史上最多と
なる通算81期目のタイトルを獲得されたのです。中学3年生でプロ入りしてから
26年目のことです。19歳で初のタイトル竜王を獲得され、25歳の若さで7冠全
冠制覇に続く将棋界最高の記録です。
このような記録の足元にも及ばないのですが、ピョンタは4日(水)に第25期
竜王戦 決勝トーナメント 2回戦で稲葉陽六段と関西将棋会館で対戦しました。
序・中盤からうまく指し、終盤の寄せに入り幾度かの詰み筋を見逃し、優勢と言
われた局面から一気に反撃され、棋士室では森門下の兄弟弟子、また師匠や
ピョン吉らもネット中継で動向を見守っていましたが、経験の差もあったことでし
ょう、22時50分に無念の投了となりました。
6組で優勝し、あちらこちらからの取材に応じて臨んだ本戦である決勝トーナメ
ントに出場し、1回戦に勝利し2回戦は惜敗という結果で今期竜王戦に幕を閉じ
残念ではありますが、ビックタイトルの決勝トーナメントに臆することなく自分らし
い将棋を指してるピョンタの姿に、ピョン吉らは少しホッとした感じがします。
そして今回の経験を大きな糧として一歩一歩前進して、とてつもなく遠い羽生二
冠の後を付いて行って欲しいです。
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