12月22日(土) 訃報と対局
将棋界の顔として、長年にわたり活躍された米長邦雄永世棋聖が18日(火)、
69歳で亡くなられました。
2003年に現役を引退され、2005年から日本将棋連盟の会長を務められて、
2009年の春、ピョンタがプロ棋士になって上京した時、「君が森門下の大石君
か!?」と初めて声を掛けて頂いたそうです。
そして2年程前のある日、関西将棋会館で4人の研究会をしていたピョンタ達が
昼食に入った近くのお寿司屋さんで、先に一人でお食事されていた米長会長か
ら「今日は皆で研究会か、頑張りなさいよ!」と声を掛けて出て行かれた後、ピ
ョンタ達が会計をしようとしたら「先程の方が一緒に会計を済まされて行かれま
したよ。」と言われ、皆がビックリしたエピソードがあったようです。
将棋の普及と発展に貢献され、多忙なお立場と関東と関西という所属の違いか
らもお目に掛かることは少なかったようですが今夏、関西将棋会館で行われた
月例報告会に来られていたのがピョンタにとって最後のお姿を見ることになって
しまいました。心からご冥福をお祈りいたします。
今週ピョンタは会長が亡くなられた18日(火)、第71期順位戦C級2組7回戦
が、同門の澤田真吾四段と行われ負けを喫し3勝4敗に。21日(金)は第61期
王座戦一次予選のブロック決勝にまたもや稲葉陽六段と対戦。6日(木)の王位
戦の予選決勝に引き続き勝利し、二次予選進出となりました。
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