今週は、藤井聡太七段の２つのタイトル挑戦一色の一週間でした。
先ずは、第６１期王位戦 七番勝負（木村一基王位ＶＳ藤井聡太七段）第
２局では、木村王位が得意の相掛かりから優勢を築くも、藤井七段の相
手に決め手を与えない粘り強い指し回しに対して終盤、木村王位にミス
が出てしまい、それを見逃さなかった藤井七段が逆転勝ちとなりました。
そして中１日挟んでの第９１期ヒューリック杯棋聖戦 五番勝負（渡辺明
棋聖ＶＳ藤井聡太七段）第４局は、渡辺棋聖が第２局の類似形を採用す
る戦型になりました。先手持ちの形勢ながらも難しい局面が続き終盤は、
お互い一歩も引かない攻防の応酬でネット中継に釘付けでした。最後は
競り合いを制し、藤井新棋聖の誕生となりました。１７歳１１ヶ月での最年
少タイトル獲得という凄いの一言に尽きる偉業達成です！
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